青森で毎年開催されているロックフェス「夏の魔物」から生まれたユニット「夏の魔物」が17日、東京・港区のポニーキャニオン本社でメジャーデビュー会見を行った。

「歌って、踊って、プロレスする!」がコンセプトの「夏の魔物」は、フェスの主催者・成田大致、プロレスラーのアントーニオ本多、グラドル・塚本舞、リーダーの大内ライダー、謎の覆面のケンドー・チャンからなる5人組。8月26日に「恋愛至上主義サマーエヴリデイ/どきめきライヴ・ラリ」の両A面シングルでメジャーデビューする。

「恋愛至上主義――」にはギター担当で、ポニーキャニオン所属の人気ロックバンド「GLAY」のHISASHIが参加。アントーニオは「GLAYのHISASHIさんとレーベルメートのアントーニオ本多です。(自分も)GLAYみたいなもんです」とずうずうしいことを口にした。

 それぞれが勝手なことを話していると、突然全身黒ずくめの軍団が登場。歌うだけでなく、プロレスもしている「夏の魔物」と敵対するヒール軍団「ブラックDPG」の面々だ。両軍団は会見中にもかかわらず、乱闘を繰り広げた。

 成田はメジャーデビューで「氣志團さんやBRAHMANさん、でんぱ組.incさん、ももいろクローバーZさんと日本武道館で全面対抗戦ができるように、最初の一歩ということで頑張っていきたいと思います」とよく分からない目標を掲げた。