処女小説「火花」で芥川賞を受賞したピース・又吉直樹(35)に16日、相方の綾部祐二(37)や所属事務所の大先輩・桂文枝(72)、後輩のパンサー・向井慧(29)から祝福の言葉が送られた。

【ピース・綾部祐二】

 大先生、芥川賞おめでとうございます。これで本格的にアシスタントになる覚悟ができました。これからもよろしくお願いいたします。

【桂文枝】

「火花」を読んで感動しました。本当によかったです。(同日に迎えた自身の)誕生日もさることながら、又吉くんの受賞もうれしく思います。すばらしい才能をお持ちだと思います。私も創作落語を250作以上作りましたが、又吉くんは才能にあふれています。漫才師でこんなに文才がある人は吉本100年の歴史でも初めてではないかと思います。今後は創作落語を書いてほしいですね。「火花」は落語にしにくいです(笑い)。本当によかったです。

【パンサー・向井慧】

 又吉さんと出会って8年ほど、僕の中で又吉さんは、尊敬する先輩でありながら、友達のような感覚もあり、最近ではお父さんというよりもお母さんのような存在です。(同居しているため)あまりに距離が近すぎて忘れそうになりますが、改めてすごい人だったんだと思い出させていただきました。本当におめでとうございます。