14日に誕生日を迎えたNMB48の山本彩(22)が15日、大阪市内のNMB48劇場で行われたチームN公演アンコール終了後の生誕祭で、メンバーとファンに祝福された。

 生誕祭では、チームNの副キャプテン・上西恵(20)が「私はさや姉(山本)が48グループのセンターに立つべき人だと思います。楽しみにしています」と手紙を朗読したほか、山本の実姉からのメッセージも披露された。「表では見えないところでもファンのみなさまのことを考え、大切にしている彩を本当に姉として誇らしく思っています」と、手紙を代読した小谷里歩(20)が山本よりも先に涙した。

 多くの祝福を受けた山本は「あらためて私は音楽が好き。22歳は21歳でできなかったソロライブをやりたい」と宣言。「みなさんが、こうあってほしいと思う山本彩も大事にしていきたいんですけど、自分自身がこうなりたいというものを今まで以上に大切にしたい。音楽方面で(仕事を)やらせていただいたときに“自分って、まだまだやな”って思うところがたくさんあった。ギターのスキルアップやボイストレーニングをしっかりやって、そういうところでも恥ずかしくないような一人の人間になりたいなと思います」と“22歳の決意”を語った。

 また、この日はNMB48の新曲「ドリアン少年」の発売日で、14日付のオリコンのシングルデイリーチャートで1位を獲得した。劇場でも報告され、初センターを務めた須藤凜々花(18)は「本当にみなさん、ありがたやです~」と安堵の表情を見せた。そして「NMBオタの熱い方々とNMBメンバーの熱い先輩方、みんなでつかみ取った“ドリアン”だと思います」と感謝すると、山本が「ドリアンではないよ」と冷静につっこんでいた。