元AKB48で女優の大島優子(26)が15日、東京・世田谷区の小田急電鉄喜多見電車基地で行われた、映画「ロマンス」(8月29日公開)のイベントに共演の大倉孝二(40)、タナダユキ監督(39)と出席した。

 映画は、小田急ロマンスカーで車内販売などを担当するアテンダント・鉢子(大島)が、ひょんなことから映画プロデューサー・桜庭(大倉)との箱根珍道中に巻き込まれていくロードムービーだ。

 イベントに大島は劇中で着用している制服姿で登場。「列車が動いている中で、(重さ)60キロのカートを動かすのはとても大変でしたけど、お客様に対しての言葉遣いや対応の仕方など、レディーとしてのたしなみを教えていただきました」と笑顔を見せた。

 さらに「ロマンスカーの中での撮影はすごく楽しかった」と声を弾ませて振り返ったが、箱根のロケは「どこも全部雨だった」と苦笑い。

「箱根から山中湖に移動する時も山中湖はいい天候だったけど、そのまま雲を連れてきて、山中湖でも雨が降り始めてしまった」と明かすと、大倉は「クソ雨女ですよ!」と強烈なツッコミ。タナダ監督も「あまりに雨を呼び寄せるから恐れ多いというか…。神のような感じで、畏敬の念を抱きました」と語った。

 今後、着てみたい制服を聞かれた大島は「工事現場での作業服や整備の方の格好をして、演じてみたい」と即答。「女性でお仕事されている人を何回か見かけて。汗水流して頑張る姿に応援したくなったので、やってみたいなと思います」と話すと、大倉は「私はバイトでやってましたよ」と明かし、周囲を驚かせた。

 また、大倉が「大島さんに追いかけられるシーンがあるんですけど、大島さんの足がすごく速くて、つらい撮影でした。苦い思い出です」と振り返ると、AKB時代から運動神経の良さに定評のあった大島は「大倉さん、足が上がってなかったです」とドヤ顔だった。