健さん幼少期は虚弱体質だった

2012年09月23日 18時00分

 久々の主演作「あなたへ」がヒット中の高倉健(81)。傘寿を超えてもなお主役を張り続けられるのは、強靱な肉体と努力・節制あってのものだが、意外な過去がわかった。

 共演のビートたけし(65)は以前から「冬の現場でも絶対にストーブに当たらず、椅子にも座らない」などと吹聴し、それが半ば伝説化していた。先日の試写会で、高倉は照れながら「訂正します。全部たけちゃんの作り話です」と否定したが、忍耐強く力強い“男の中の男”というイメージが揺らぐことはない。

 そんな中、数多くの有名俳優を手掛けるスタイリストA子さんが証言する。

「ウチの90歳になる母が『死ぬ前に剛ちゃん(高倉の本名は小田剛一)にひと目会いたい』と言うの。ウチの母は、福岡で洋裁の先生をやっていた健さんのお母さんの生徒でね。自宅の教室にお邪魔すると、まだ幼児だった健さんがいて、生徒の女性たちが代わる代わる面倒をみていたそうなんです」

 高倉は幼少時、洋裁に励む女学生たちの“アイドル”としてかわいがられていたのだが…。

「実は健さんの胸には、お母さんが書いた『この子は体が弱いので、食べ物を与えないでください』という札が付けられていたらしいんです。なんだか動物園の注意札みたいだけど、それだけみんなにかわいがられたんでしょうね」

 あまり知られてない話だが、実は幼少期の虚弱体質をボクシングに打ち込むことで克服していたという。昔から一貫して努力の人だったのだ。