地下アイドル初の検定試験は難問だらけ?

「仮面女子全力検定2015」が11日、東京・秋葉原で行われ、熱心なファンらがサイリウムをペンに持ち替えて会場試験に臨んだ。

 試験問題は、仮面女子メンバーが作成し、楽曲やメンバーのプロフィル、常設劇場での公演、冠番組「仮面女子のやっぱ全力だね~!」(テレビ東京)に関する40問。70%以上正解で合格となり、成績上位者には、特別ライブ招待やレアグッズなどの特典が用意されている。

 応援メンバーとして登場した3人のメンバーは“模擬問題”を披露。神谷えりな(仮面女子・スチームガールズ)は「私が今、一番食べたいものはなんでしょう」、桜のどか(仮面女子・アリス十番)は「私が愛用している洗剤の種類は?」を出題したが、いずれもマニアックすぎる難問だ。立花あんな(仮面女子・アリス十番)の「私はリーダー・桜のどかちゃんに借りたある物を身に着けています。それは何でしょう?」の問いには、月村麗華マネジャー(元仮面女子)が「ブラジャー!」と即答。これに対しリーダー・桜のどかが「サイズが違いすぎる」とツッコミを入れると会場は笑いに包まれた(正解は靴下)。

 試験の説明を終え、メンバーが問題用紙を配布し「がんばれー!」の掛け声で30分間の“激闘”がいよいよスタート。

 受検者への応援を終えた神谷は「机の上に筆記用具や時計を揃えていて、こっちまで緊張しちゃいました」、立花は「いつもサイリウムを持って『タイガー、ファイヤー』ってやっている人が真剣な顔になっていました」と語った。

 応援メンバーそれぞれが「私たちのファンだったら合格できるはず」と主張するが、受検者からは「意外に難しかった」という声が上がった。神谷は「合格ラインに届かなかったら? 毎日、劇場に来て全公演を見てもらうしかない」、立花も「推しメンばかりでなく、全メンバーを知ってほしい」とアピール。桜のどかは「ツイッター、ブログ、冠番組、公式サイトを全部チェックして、仮面女子をもっと知ってください。でも、こうして検定を受けに来てくれたことがうれしい」と、受検者に感謝した。

「仮面女子全力検定2015」のインターネット試験は21日まで実施。主催者によれば200人以上が受検するという。成績発表は8月上旬に行われる。