俳優の小泉孝太郎(37)、豊原功補(49)、武田鉄矢(66)、女優の小西真奈美(36)らが「連続ドラマW 死の臓器」(WOWOW、7月12日午後10時スタート)の完成披露試写会を10日、都内で行った。
 
 ジャーナリスト役に初挑戦の小泉は、元首相を父に持つお坊ちゃまだけに「正直、息苦しさを感じた。自分にはできない」と苦笑い。すかさず武田が「東京にあこがれてフォークシンガーになったたばこ屋のせがれとは、全然家柄が違う」と自虐的な冗談を飛ばす。さらには豊原も「僕とは家柄が…」と続け、会場は笑いに包まれた。
 
 撮影中は小泉と豊原が、富士の樹海で対峙する場面で、思わぬハプニングが起こった。
 
 小泉は「死体を映す時だけ、2回連続でカメラが止まった。豊原さんと『深く考えるのはやめましょう、樹海の磁場なんだから』と言い合った。ゾッとするような体験だった」と振り返る。
 
 それとは逆にホットだったのが、舞台上でやたらと、いい雰囲気の小泉と小西の2人。
 
 12年ぶりの共演では撮影の合間に楽しく話し込んだそうで、小泉は「小西さんからは癒やしをいただいた。ツンデレがかわいい」と絶賛。
 
 対する小西も、2人の撮影が何テークも長引く中、やっとOKが出ると「2人で抱き合って喜んだ」と楽しそうに語った。
 
 誕生日の小泉にサプライズのケーキをア~ン。小泉は上機嫌になり「よく披露宴でこういうシーンを見る。東京オリンピックまでには結婚したい」と力強く宣言した。