先月のAKB48選抜総選挙で7位に入り、上位メンバー「神セブン」の一員となったHKT48の宮脇咲良(17)に、今後の険しい道のりを指摘する声が聞かれる。大躍進といわれた昨年の総選挙11位からさらなるジャンプアップ。メディア露出も多くなった最近の活躍ぶりだが、過激発言も波紋を呼んでおり、その影響も注目される――。

 都内で9日、ファースト写真集「さくら」の発売記念イベントを行ったAKB48も兼任の宮脇。東京、福岡、故郷の鹿児島で撮影したという写真を「おばあちゃんちで撮影したり、子供のころに遊んだ川で撮影したりして懐かしかった。この写真集を見てもらえれば、生まれてから今までの私がわかる」とPRした。

 AKBグループのメンバーでは唯一、HKT48の指原莉乃(22)が中身を見たそうで、「ページをめくるごとにカワイイを連呼してくれた。ファースト写真集だけど、アイドル好きなさっしーに認めてもらえた。自分しか出ていない本はうれしい」と自己採点で100点満点を与えた。

 先月の総選挙で自身最高の7位に躍進し「神セブン」の一員となり「AKB48をぶっ壊す!」と発言。

 実際にその立場になってみると、「自分の実力のなさに悩むことばかりで…。今年はいろんなことを学ぶ年にしたい!」と、一転して謙虚な発言に終始した。

 次世代センターを担う最も近い存在とも言われるが、超えなければならないイバラの道もある。

「昨年11月に発売されたAKB48シングル『希望的リフレイン』で、渡辺麻友とダブルセンターを務めた後から“アンチ”と呼ばれる批判的なファンが増加している。目立てば目立つほど好きな人と並行して、他のメンバーのファンなどが『なんでセンターなんだ』と批判をするようになる。まだ自分に自信を持てない宮脇は批判に悩んでしまう」(AKB関係者)

 かつて不動のセンターと呼ばれた元AKB48の前田敦子(24)や、今年の総選挙で1位に輝いた指原もアンチが多いことで知られる。

「“ぶっ壊す発言”にもアンチは批判的に反応してましたし、本人も少し後悔していた。でも、宮脇にはアンチの扱いにたけた指原がいる。フォローしてくれてますし、きっと乗り越えてくれるはず」と前出のAKB関係者は期待している。