7人組アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」が5日、東京・日比谷野外大音楽堂で初の野外単独ライブを開催。新曲「アッパーレー」を初披露したほか、水着姿で客席に降りるなど集まったファン約3000人を熱狂させた。

 同グループは“アスリート系アイドル”と呼ばれ、昨年は富士山山頂でのライブや陸上自衛隊の教練体験などに挑戦。今年5月末に米国・ハワイで開催された「ホノルル駅伝」では、メンバー全員が完走した。

 今後の目標について、メンバーの関根梓(19)は「アスリート系アイドルなので、2020年のオリンピックに出ることが目標です!」。仙石みなみ(24)も「開会式とかもいいですけど…。7人で競技にも出場したいです。7人で出られる競技はないですかね? オリンピックの年は私は29歳ですけど、いつまでも戦っていきたい」と壮大な目標を掲げ、早くも猛アピールした。

 テレビ局関係者は「東京五輪は当然ながら、芸能界にも大きな利益をもたらす。まだ5年先といっても、今から五輪関係で仕事の声がかかる実績を作らないといけない。アイドルにもたくさん有力グループがいるから」と語る。

 2020年に向け、今後も“アスリート系”をウリにしたアイドルもソロ、グループ問わず誕生する気配もある。

「すでにいろんなスポーツ系アイドルがいますが、知識が追いつかずにファンからバッシングを浴びることも多い。本気の熱意がないと世間から認められないし、生き残れない。これから5年はさながら、アイドルでもサバイバル競争のような争いが続く」(同)

 アスリートのみならず、アイドルたちもこれから“絶対に負けられない戦い”が続きそうだ。