千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」が3日、大阪市内の京セラドーム大阪9階のスカイホールで「チームラボアイランド—学ぶ!未来の遊園地—」(4日〜8月31日)の開催会見に出席し、映画界への殴り込み計画をブチ上げた。

「チームラボ——」は最新のデジタルテクノロジーを使った知育体験ができる施設で、全国で開催されている。参加者が自由に描いたふなっしーの絵が映像化され、動きだすアトラクション「お絵かきふなっしー」が人気だが、好みのデザインや色で描けるとあって、人気アニメ「妖怪ウォッチ」の「ジバニャン」に激似のふなっしーも現れたという。これにはふなっしーもおかんむりで「明らかにジバニャンだったヤツがあるなっし。他のキャラクターはダメなっし」と“利用上の注意”を語った。

 また、新たにチャレンジしたいことを聞かれると、ふなっしーは「映画」と回答。ジャンルについては「ヒューマンドラマ」と自身がナシの妖精という設定を忘れて答えてしまい、慌てて「ナシドラマ」と言い換えた。ただ、内容については「ドキュメンタリータッチで、なんでこうなっちゃったのかみたいな。この先どう行き着くのかとか」とリアルな観点で構想した。

 さらに「子供を大切にし、大人たちが子供たちに夢を見させないと」と語ったふなっしー。年収を知れば子供の夢も広がるのではと問われると「大阪の子供は年収=夢なっし? そんなことないなっし!」と“ふなっしードリーム”で稼いだ金額については口をつぐんだ。