吉本新喜劇座長の小籔千豊(41)が、MCを務める関西テレビのスポーツ番組「イキザマJAPAN」(日曜午前6時30分~、関西ローカル)に元サッカー女子日本代表の丸山佳里奈(32=大阪高槻)がこのほど出演、収録された。日本時間6日に行われる決勝について「澤(穂希)さんがスタメンがいい」と持論を展開した。

 番組は「なでしこJAPAN決勝前日SP」と題し、前回大会の優勝メンバー丸山らをゲストに迎えた。

 内容は、なでしこジャパンの選手たちを導いた「佐々木マジック」の秘密を探るもので、ルーツ、過去の試合、元なでしこ選手へのインタビューをもとに紹介。

 佐々木マジックのウラには「笑いの力」「女心のコントロール」「横からの目線」という3つのキーワードが見つかった。

 丸山は今大会と優勝した前回大会を比較。

 今大会のスーパーサブ・岩渕真奈選手のゴールと、前回大会のスーパーサブだった自身の決勝ゴールを重ね合わせ、「スタメンとサブの温度差がなく、チームが一つとなっている」と結束力を絶賛した。

 さらにケガをした安藤選手と一緒に戦う気持ちを貫くため、ベンチに置かれているくまのぬいぐるみについて「“誰かのために”と力を発揮するのが、なでしこ」と大きな力になっていると分析。

 最後に小籔が決勝で勝利するためのポイントについて聞くと丸山は「澤さんがスタメンがいいです」と、スーパーサブ役の多いベテランのスタメン起用を口にした。

「澤さんがピッチに立つだけで全然違うと思いますし、澤さんは苦しいときは背中を見てって言っているので、身が引き締まると思う。やっぱりスタメンで出てほしい」と大黒柱の存在感に期待する。

 放送は決勝前日の5日の予定。