テリー伊藤 日テレ「スッキリ!!」に逆襲

2015年07月02日 06時00分

テリー伊藤氏

 3月末に朝の情報番組「スッキリ!!」(日本テレビ系)のコメンテーターを“卒業”したテリー伊藤氏(65)が6月30日、「白熱ライブ ビビット」(TBS系)に初出演した。「スッキリ!!」の裏番組である「ビビット」と「チャージ730!」(テレビ東京系)のコメンテーターに就任したテリー氏について、テレビ関係者たちの間では“古巣への逆襲説”が浮上。実際に「スッキリ!!」はテリー氏の降板以降、迷走が続いている。

 朝の情報番組にテリー氏が戻ってきた。

 6月22日に「ビビット」、25日には「チャージ」のコメンテーターに就任することが明らかになったテリー氏は30日、「ビビット」に初出演を果たした。さっそく、視聴率低迷にあえぐ同番組を「どんどん面白くなってますよ!」と持ち上げるなど、初回から“テリー節”で大いに番組を盛り上げた。

 テリー氏は今後、「ビビット」に火~水曜、「チャージ」には2日から木曜担当のコメンテーターとして出演する。

 表向きには「スッキリ!!」を“卒業”という名目で降板したテリー氏。周囲には「やりたいことがある」と話していたが、わずか3か月でその裏番組となる朝の情報番組に戻ってきた。

 あるテレビ関係者がこう話す。

「実は3月の段階で『ビビット』と『チャージ』のコメンテーター就任の話はありました。実際に日テレとTBSの間では、テリーさんの出演をめぐってちょっとしたバトルがあったと聞いています。テレ東も『チャージ』に出演させようと、かなり積極的に打診をしていたようです。でも『スッキリ』での“盟友”とも言える加藤浩次さんとテリーさんの関係もあるので、あえて時間を置いたというのが真相です」

 一方でこんな見方もある。「降板させられたことに対する逆襲でしょう。テリーさんは『スッキリ!!』を自分の意思で“卒業”したのではなく、降ろされたんです。本音では『ビビット』と『チャージ』に4月から出演したかったでしょうが、3か月後になったのは加藤さんへの配慮でしょう」(日テレ関係者)

 ただテリー氏を降板させた「スッキリ!!」は現在、イマイチ波に乗れていない。昨年6月から同番組を管轄している幹部A氏が「命を懸けても、俺がいるうちに必ずトップを奪い返す!」と宣言。同時間帯でトップを行く「とくダネ!」(フジテレビ系)を抜こうと、番組改革を行ってきたというが…。

「最近の視聴率を見ると月~金曜でだいたい『スッキリ』の1勝4敗が多い。よくても2勝3敗。週によっては全敗の時もある。『テリーさんが辞めてから番組がつまらなくなった』というのが共通認識ですよ。それほど加藤さんとテリーさんのコンビネーションは抜群だった。テリーさんが過激になると加藤さんがなだめ、たまに加藤さんが過激な発言をするとテリーさんがフォローに回る。でもテリーさんがいなくなってから、加藤さんは立ち位置を見失っている感じ」(同)

 ちなみに先週(22~26日)の視聴率は「とくダネ!」の全勝。「スッキリ!!」には、同時間帯でぶっちぎりのトップを走ったころの勢いはもはやない。低迷の原因の一つは、今春から加藤とともに司会を務める上重聡アナウンサー(35)にあるとみられている。

 周知のとおり上重アナは、スポンサー関係者から1億7000万円もの巨額の無利息融資を受けていた問題が発覚。番組のイメージを著しく損なった。「テリー氏を降板させ上重の起用を決めたのも、A氏による番組改革の一環。結果は完全に裏目に出た」(同)

「スッキリ!!」は今のところ「とくダネ!」には負けているが、「ビビット」や「チャージ」には視聴率で大差をつけている。だが「ビビット」「チャージ」にテリー氏が出演したことで、今後追い上げてくる可能性はある。2つの番組が「スッキリ!!」を追い抜き、テリー氏の“逆襲”が成就する日は来るか?