ピスタチオ 流行語大賞の話題を避ける“生き残り”戦略

2015年07月02日 10時00分

劇中のキャラクターとともに登場した「ピスタチオ」の伊地知(左)と小澤(右)

 独特のしゃべり方と白目をむくネタで人気急上昇中のお笑いコンビ「ピスタチオ」が6月30日、都内で行われた映画「呪怨―ザ・ファイナル―」大ヒット怨礼イベントに出席した。

 全身白塗りにブリーフ姿の小澤慎一朗(26)に対し、伊地知大樹(30)は変装なしで登場。最近は“白目漫才がキモ面白い”と言われブレーク中だが、伊地知は「仕事量が10倍じゃきかない。こんなことが起きるのという感じ。世間に我々が気付かれてしまった」。小澤も「気付かれたのは3月くらいで、今は完全に世間に求められてる」と続けた。

 ネタ中に言う「なんでっ!」というフレーズも最近、世間に浸透しだした。だが報道陣から「流行語大賞への意気込み」を聞かれると、伊地知は「我々は流行語的なものはないので、こだわりはない」とキッパリ。小澤も「流行語大賞は狙ってないけど、紅白歌合戦は狙ってる」と話した。

 さらに伊地知は「美を目指しているので、ベストジーニストを狙っていきたい。セカイノオワリを意識しているので、世界進出を目指したい」と、最後まで流行語大賞に無関心な姿勢を貫いた。

 この姿勢のウラには、2人の「一発屋で終わりたくない」という、強烈な思いがあるという。

「芸人が流行語大賞を取ると一発屋になる、というジンクスがある。それを嫌がっているのでしょう。特に元ホストの伊地知はシビアな世界で生きてきたので、生き残る戦略にたけている。“セカオワ”を目標に掲げているのも『芸人のカテゴリーにはとどまらない』という考えがあるようだ」(テレビ局関係者)

 さらにこんな話も。「以前『あったかいんだからぁ~』のクマムシ、『ラッスンゴレライ』の8・6秒バズーカーが、流行語大賞の話題で盛り上がっていたが、ピスタチオは絶対に話に加わろうとしなかった」(同)

 戦略どおり、一発屋にならず売れ続けることができるか?