広瀬すず失言騒動でフジテレビにブーメラン損

2015年06月29日 06時00分

広瀬すず

 本紙23日付で既報の若手女優・広瀬すず(17)の“スタッフ軽視発言”で、テレビ・芸能界からは、放送したフジテレビに「なぜカットしなかった?」と疑問の声が噴出している。イメージダウンになるとわかっていながら、編集をせずに放送した“大失態”との見方だ。しかも、このチョンボで、フジテレビにも大きな損害が出る可能性があるという。どういうことなのか――。

 

 

 広瀬は18日放送のバラエティー番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナー「食わず嫌い王決定戦」で、照明スタッフについて「どうして、生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう」と言い放った。


 この発言にネット上は「スタッフ軽視だ」「失礼すぎる」などと大炎上。広瀬はツイッターで「いつもお世話になっているスタッフの方々に誤解を与えるような発言をしてしまい申し訳ありませんでした」と、謝罪に追い込まれてしまった。


 この“失言”そのものについては、本紙既報通り「広瀬は完全に天然でまだ素人」との声もあり“まだ若いし仕方がない”という見方が強い。お笑いコンビ「NON STYLE」の井上裕介(35)はツイッターで「17歳の女優さんが、テレビでの発言に謝罪かぁ。そんなに厳しくないとダメなのかなぁ!? 10代なら働いてテレビカメラの前で話して、演技してる時点でものすごいことなんだけどなぁ」と擁護した。


 芸能プロ関係者は別の見方をする。


「まだ17歳だし、女優だからバラエティーには全く慣れていない。むしろ、あの発言をカットしなかったフジに責任がある。生放送じゃないんだから、いくらでも編集できるのに」


 メディアが、タレントの発言をカットしなかったため、猛批判を浴びたケースが過去にもあった。2008年に歌手・倖田來未(32)がラジオ番組で「35歳を過ぎると羊水が腐る」と言った件だ。放送は収録だった。


「その時も『ニッポン放送がカットすべきだった』との意見もあった。倖田は当時25歳だったけど、広瀬は17歳だからね。余計に番組側が配慮しなきゃいけないけど、フジのスタッフは相当レベルが低いから、そんなこともできない(笑い)。だから低迷するんだけど」(制作会社関係者)


 さらに、この“配慮不足”は広瀬のイメージダウンのみならず、ブーメランのようにフジにもダメージが来そうだ。


 というのも、今回広瀬が「食わず嫌い王」に出演したのは、公開中の映画「海街diary」の宣伝のためだった。実はこの作品の製作にフジも名を連ねているのだ。


「実際は“名を連ねている”というより、フジが中心となり製作した映画。もちろん多額のおカネを出資しているのです。昔から映画を担当していたフジの亀山千広社長の肝いりで、局を挙げて宣伝に力を入れていた。広瀬の『食わず嫌い王』への出演もその一環ですよ」(映画関係者)


 それなのに、発言をカットしなかったため広瀬は炎上。結果的には、自社が製作した映画に出演したヒロインの一人のイメージを失墜させてしまう大失態となった。


「自業自得」としか言いようがないが、何をやってもうまくいかないのがフジの現状のようだ。