阿部サダヲ “男子禁制”宝塚に「爪痕残しました」

2015年06月25日 15時43分

ドラマ「小林一三」の取材会を開いた阿部サダヲ

 俳優の阿部サダヲ(45)が主演するNHKの放送90周年ドラマ「経世済民の男」シリーズの「小林一三」の取材会が25日、NHK大阪ホール(大阪)で行われた。

 

 阿部は阪急電鉄、阪急百貨店や宝塚歌劇団などを創設し、現在にも通じるビジネスモデルを作り上げた小林一三を演じる。この日はエンディングのシーンが撮影され、実際に宝塚で使用されている大階段がセットとして組まれた。岡本幸江チーフプロデューサーによると「戦前までは分からないが、大階段を外部に持ち出して使用するのは近年にはないそうです」。また、宝塚といえば“男子禁制”で有名なだけに阿部が大階段を上ることも異例中の異例のこととなっている。

 

 宝塚に関する知識を持っていなかったという阿部は「小林一三さんという方を宝塚のファンの人はだいたい知っていて、ファンの人に『一三先生をやるなんて、大丈夫か?』と言われました。逆に知らなくてよかった」と苦笑い。大階段が実際に使用されているものだと報道陣から聞かされると「NHKはすごいことをしますね。大胆です、やることが」と目を丸くし、「男性が上ることは、あまりないでしょうからね。ちょっと爪痕残したい」とニヤリ。さらに、フォトセッション前に大階段にソフトタッチした阿部は報道陣に近づくと「爪痕残しときました」と報告し、してやったりの表情を見せていた。

 

 また、「(ドラマの)最後の方に(映画会社の)東宝に行くんですけど、よーく見ていただくと黒澤明さん、石原裕次郎さん、三船敏郎さんっぽい人が出てくる。そこも見ていただくと面白い」と変わった見どころを挙げながら、「意外に身近な人だということを伝えていきたいですね」とアピールした。同作は9月5、12日の午後9時から放送される予定だ。