俳優の江口洋介(47)本木雅弘(49)、仲間由紀恵(35)らが22日、都内で行われた映画「天空の蜂」(9月12日公開)の完成報告会見に出席した。
映画の原作は人気作家・東野圭吾氏(57)の同名小説で、巨大ヘリの設計士(江口)らが凶悪な原発テロと戦うサスペンス大作。小説は1995年に発表されたが、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故を“予言”するようなストーリーで、東野氏の先見の明が注目された。
公開前から話題となっている骨太の作品。主演の江口も昨年6~9月に行われた撮影で、体当たりの役者魂を見せつけたという。
「江口さん扮する設計士がヘリに乗り、上空をホバリングするシーンがあるのですが、堤幸彦監督(59)が『CGじゃなく実写で撮りたい』と熱望。400~500メートルの上空を飛ぶ中、江口さんがスタントマンなしでヘリの機体から体を投げ出すような体勢となり、それをカメラマンが撮った。まさに命がけの撮影でした」(映画関係者)
また猛暑での撮影だったため、現場は“灼熱地獄”だったとか。
「巨大セットの中、50台近い照明を集めた。その照明から放たれる熱で、セット内が“サウナ状態”になり、温度計が70度を指したんです。人間の許容範囲をはるかに超えていたけど、江口さんは耐えた」(同)
同じく撮影中だった昨年6月には、都内を襲ったゲリラ豪雨で自宅が冠水被害に遭いそうになったが、江口が妻の歌手・森高千里(46)や子供たちに電話で適切なアドバイスを送り、救ったという。
このエピソードは会見で本木が明かしたもので「江口さんは迅速に業者に連絡して段取りしていた。撮影の合間にです。そのおかげで、足のきれいな奥様と子供たちが水をくみ上げて(被害を)食い止めた」と話した。
命がけの撮影中に家族の被害を救ったことを明かされた江口は、しきりに照れまくっていた。
江口洋介 家族の豪雨被害救った!
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