未完の伝説ゲーム「シェンムー」続編開発へ資金調達

2015年06月16日 14時55分

クラウドファンデンングサイトで出資の募集を開始した「シェンムー3」

 未完の大作が14年ぶりに動き出す。1999年にセガからドリームキャスト用ソフトとして発売された伝説のゲーム「シェンムー」シリーズの続編「シェンムー3」開発のためクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金を募ることが、生みの親であるゲームクリエーターの鈴木裕氏が代表を務めるYS NET開発から16日に発表された。


「シェンムー」は第1作が99年、第2作が01年に発売されたゲーム。オープンワールドの先駆けともいわれる作品で、国内外に熱狂的なファンが多い。主人公・芭月涼の父親が、過去に中国から持ち帰った2枚の青銅鏡をめぐり物語が展開されるが、2作目の時点で未完のままに終わっており、続編を望む声は多かった。


 鈴木氏も続編の制作を長年望んでおり、今回「Kickstarter」を通し、続編制作の出資を募ることを発表。ゲームはオープンワールドのアクションRPGとなり、目標金額200万ドル(約2・5億円)を達成すれば、PS4とPCでそれぞれゲームが提供される。支援者は29ドル(約3500円)以上の出資でゲームを遊ぶことができる。


 発表直後には「Kickstarter」サイトにファンが殺到し一時接続不能となった。募集4時間足らずで目標額の半分である100万ドル(約1・2億円)をすでに達成しており、現在も秒単位で出資が増えている。ゲームは2017年に完成予定だという。


 また今回のプロジェクトにはストレッチゴール(第2、第3の目標金額)が設定されており、250万ドル達成で「シェンムー1&2ストーリーダイジェスト」、320万ドル達成で「好感度システム」、400万ドル達成で「白沙エリア追加コンテンツ」とゲーム内容が充実していく。この勢いならばすべて達成するのも時間の問題ともいえそうだ。


 なお04年に発表されたオンラインRPG「シェンムーオンライン」については今回は触れられていなかった。