中居に質問「グッディ」株上昇もフジはジャニーズ体質

2015年06月13日 16時00分

 先月26日に行われたSMAP・中居正広が出演した「コカ・コーラ ゼロ」フルリニューアル発売記念イベントで、ジャニーズの大幹部と報道陣のバトルが勃発した。

 これは囲み取材の前に“SMAP育ての親”として知られるI女史が「父親が亡くなったことは聞かないで」と事前にお願いしたにもかかわらず、フジテレビ系情報番組「直撃LIVE グッディ!」のリポーターだけが無視。中居に亡き父について質問し続けた。

 現場にいたテレビ局関係者によるとI女史は激怒したが、中居本人が「安藤優子さんに聞けって言われたの?」などと見事な対応をしたため、何とか和やかなムードで終了した。

 この一件に「あのジャニーズの意向を無視してまで聞いて、よくやった」と、「グッディ」を称賛する声が上がったが、賛辞ばかりではない。一方では非難するマスコミ関係者もいたのだ。

「現場には『何でジャニーズが“聞かないでほしい”と言っていることを聞くのか!』とか『グッディのリポーターはおかしい』と言っている報道関係者も結構いた」(同)

 そもそも芸能のイベントで、主催者側が「このイベントに関すること以外は聞かないでください」と報道陣に通達するのは日常茶飯事。だが、それで「分かりました」と通達に従い、肝心なことを聞かなかったらリポーターや記者として失格だ。

 実際、いざ囲み取材が始まると主催者サイドも、よほどおかしなことを聞かない限り、質問を止めることは少ない。視聴者や読者が興味あることを質問しなければ、そのイベント自体がメディアに取り上げられなくなってしまうからだ。そのため有能なPR担当者は、表向きは「イベント以外のことは聞かないで」と言いつつ、ウラで「あの話、振ってくださいよ」などとお願いするケースもあるのだ。

 今回のケースはどうなのか? まず中居は父親が亡くなったことについて、ラジオやテレビで話しただけだった。そうしたなか報道陣の質問を受ける公の場に出てくるのだから、亡き父について聞かれるのは当然のことだ。それなのに、同じ報道関係者が「グッディ」のリポーターになぜ文句を言うのか?

「そういうことを言うのは大体、“ジャニーズシンパ”の記者。I女史に頼まれたんだからその通りにするのが当然のこと、と思っている。何の疑問も持たず、強い芸能プロの意向に沿ってしまう」(同)

 そう考えると「グッディ」の姿勢には拍手を送りたい、と言いたいところだが、手放しに称賛もできない。というのも「グッディ」を放送するフジテレビは最近、気に入らないメディアを取材に呼ばない姿勢を平然と取っているからだ。

 報道機関でもあるテレビ局は当然、報道の自由を守らねばならない立場にある。それなのに気に入らないメディアを排除するとは“報道機関失格”と言われても仕方がない。いくら「グッディ」のリポーターが強硬な姿勢を見せても、やっていることはジャニーズと同じなのだ。

 ちなみに「グッディ」とI女史がトラブルになった問題のイベントに、本紙は呼ばれなかった…。