低迷するTBS「あさチャン!」夏目三久をテリー伊藤が救う?

2015年06月14日 10時00分

朝の情報番組ではジリ貧の夏目

 強力な援軍となるか! TBSが、リニューアル後も一向に視聴率が上昇しない情報番組「あさチャン!」を再び大刷新するという。そのテコ入れの目玉として狙っているのが、この3月に日本テレビ系の情報番組「スッキリ!!」を“卒業”した、あのテリー伊藤氏(65)だ。放送時間がカチ合っていないとはいえ、長年「他局の朝の顔」だったテリーを担ぎ出そうとするあたり、よほどの手詰まり状態といえそうだが、果たして実現するのか――。

 次男の不祥事から終了を余儀なくされた「みのもんたの朝ズバッ!」の後継番組として昨年3月末、MCに夏目三久(30)を据えスタートした「あさチャン!」。だが、視聴率は開始早々から低空飛行を続け、今ではTBSの低視聴率を象徴する代名詞のような存在にまでなっている。

 今年3月末には明治大学教授の齋藤孝氏と井上貴博アナを降板させ、代わりにお笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑や「博多華丸・大吉」の博多華丸、フィギュアスケートの織田信成など大勢のコメンテーターを起用した。だが、上がったのは制作費だけで視聴率はいまだに関東地区で2~5%台をウロウロ。状況は変わらず、もはや打つ手なしとさえいわれている。

「本来なら、ここまで朝の顔として数字を引っ張ってこれない夏目を切りたいのですが、いまだに上層部が同じ事務所に所属する堺雅人主演のドラマ『半沢直樹』の続編を諦めていない。夏目を切ればその夢も遠のくわけです。いわば人質として夏目を使い続けなければならないんです」(あるテレビ局関係者)

 そのため半ば“禁じ手”とも言われかねない一手を打とうというのだ。

「メーン司会を務める夏目はどうしても外せない。だったら、周りを変えるしかない。強力な援軍を引っ張ってこようという計画があるんです。そのキーマンがテリーさん。朝の実績もあるし、今ならチャンスです」とはある制作会社関係者。

 テリー氏は今年3月末に9年間MCを務めた「スッキリ!!」(日本テレビ系)をリニューアルのタイミングで卒業した。

「朝の時間帯で『スッキリ』は1位、2位を争うほどにまで成長した。その原動力となったのがテリーさんのキレのいいコメントと分析している。さらに『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日テレ系)など数々のヒット番組を作った手腕、番組構成能力なども買っている。さすがに辞めてすぐに起用というのでは同じ情報番組を扱う意味で、何かと言われかねないでしょうが、2クールも期間を置けばそんな批判もなくなるし『スッキリ』以上のものを作れるかと、周りもあおってくれるでしょうからね」と同関係者。

 テリー氏は「スッキリ」卒業について多くを語っていないが「業界内では何かしらの“遺恨”があるともいわれています。そのパワーも『あさチャン』のV字回復につなげてほしいと望んでいます」と同関係者。

 TBSが「あさチャン」に設定する目標視聴率は6%台。テリー氏の起用が実現できれば、目標突破も見えてくる。