小栗旬(32)が、150人の報道陣らを前に“公開はずかしめ”を受けた。

 10日に都内で行われた、強炭酸×強カフェインが売りの「ペプシストロング ゼロ」(16日発売)の発売を記念したイベントでのこと。

 昨年からペプシのCMでカッコイイ桃太郎に扮している小栗が挑んだのは、強刺激アトラクション「ONI―GOKKO」。四角いゴーグル(映像機器)を着け、両手でバーを握ったまま台に立ち、走ったり飛んだりしながら鬼をかわしてペプシをゲットするという、体感型バーチャルゲームだ。

 小栗は仮想映像しか見えない状態で体を動かしまくり、それを報道陣やスタッフ大勢がかたずをのんで見守ること3分半。ゲームをクリアした小栗が最後に「ペプシストロング ゼロ」のペットボトルを開けてゴクゴク飲むという演出が用意されていた。ところが、利き手の左手でキャップを開けようとしても「あれ? 全然開かない…」。

 額に汗を浮かべて20秒も格闘したが全く開かない。たまりかねた横の女性司会者が「お預かりいたしましょうか?」とボトルを受け取ると、フタはすぐに開いた。会場は思わず大爆笑だ。

 司会者は慌てて「(ゲーム中)かなりしっかりバーを握ってらっしゃったからですよね?」と、小栗の握力のなさをフォロー。本人も苦笑しきりだったが「キャップは全然開かなかったですけど、やっぱ、そこもストロングなんだなぁ」と商品PRを忘れないのはさすがだった。

 小栗“桃太郎”の強敵は鬼ではなく、新ペプシのキャップだった。