愛川欽也さん主宰「キンキン塾」解散危機

2015年06月06日 10時00分

遺影を背に明るい会をお願いしたうつみ

 4月に肺がんのため死去したタレントで俳優の「キンキン」こと愛川欽也さん(本名・井川敏明=享年80)をしのぶ会が4日、都内のホテルで行われ、大橋巨泉(81)や関口宏(71)、堺正章(68)ら約700人が参列した。

 妻でタレントのうつみ宮土理(71)は、最愛の夫の死去を受け先月に開いた会見で取り乱す場面があった。この日の喪主あいさつでは悲しみで言葉に詰まる場面があったが「しのぶ会なので湿っぽく、悲しくなりそうな会になりそうですけど、キンキンは明るくて楽しいことが大好き。今日は明るくキンキンを見送ってやってください」と気丈にあいさつした。

 その裏では、2000年から愛川さんが主宰してきた劇団「キンキン塾」が存亡の危機に直面しているという。「解散も視野に入っているようです」と芸能関係者はこう明かす。

「愛川さんの体調が悪化し始めた今年2月から、劇団の活動も鈍るようになったそう。愛川さんが亡くなった今“開店休業”状態といわれているんです。愛川さんは劇団員から『先生』と言われ、慕われてきたけど…。劇団の看板女優・任漢香さんがお気に入りで、舞台の主役に何度も起用し続けたけど、愛川さんの死去でショックを受けたか、任さんは退団、さらには芸能界引退の意向もあるそう。なおさら劇団の今後が危ぶまれています」

 愛川さんの関係者は「キンキン塾」の今後について「何とも言えません」と言葉を濁す。この日のしのぶ会に任の姿は見えなかった。

 一方、愛川さんが私財を投じて09年にオープンした小劇場「キンケロ・シアター」(東京・目黒区)も閉鎖説が流れていたが、愛川さんの関係者は「続けていきます」と断言。生前、役者の育成に力を入れてきた愛川さんだけに、劇団消滅はさぞ寂しいだろう。