若手俳優の中で人気、実力ともに一、二を争うまでに成長したといわれる松坂桃李(26)が今後「その立場が危うくなるのでは」とささやかれている。

 昨年はNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に出演し、映画でも主役、準主役をこなす人気だった松坂。

「『ツナグ』や『今日、恋をはじめます』では過去に日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞するなど、実力も申し分ない。これからの映画界の期待の星」(映画ライター)というほどの実力の持ち主だ。だが人気女優・綾瀬はるか(30)との交際報道をきっかけに、危うい立ち位置になっているという。綾瀬とは昨年公開の映画「万能鑑定士Q―モナ・リザの瞳―」での共演をきっかけに交際をスタートさせたとされる。

「交際報道が出た直後に双方の事務所が『友人の一人』とコメントし、交際そのものを打ち消したため、交際しているのかどうか懐疑的な見方をしている人もいますが、交際そのものは順調に進んでいるそうです。まだ結婚まではいかないけど、着実に愛を育んでいるといっていいでしょう」とテレビ局関係者。

 一方で、懸念もあるという。

「この交際を松坂の事務所の方があまり快く思っていないんです。やっぱり松坂を支えているのは同年代の女性層。今の時代は交際したからといって即、人気に陰りが出るとはいえないにしても、やっぱり人気商売。交際の影響を心配するのは当然。でも、当の松坂は聞く耳を持たない。だから、罰とは言わないけど、ちょっと仕事をセーブさせるようにしていくという話ですよ」とはある芸能関係者。

 それで松坂の人気が急落、ということはないだろうが「露出を抑えられたら影響が出ないわけがない。松坂が今の環境をどう考えていくかということでしょうね」(同関係者)。

 仕事と恋愛のどちらを優先させるか、本気で選択するときが来そうだ。