俳優の綾野剛(33)と女優の山田優(30)らが22日、大阪市内の劇場で映画「新宿スワン」(30日公開)の舞台あいさつを行った。


 同作は和久井健原作の同名マンガの実写化で、東京・歌舞伎町を舞台に綾野演じるスカウトマンの成長を描いている。


 綾野は「僕は日本で一番、関西が好きです。人が好き。理屈がないじゃないですか」と大阪好きを告白。山田も「私も大阪大好きです。(出身地の)沖縄の感じがする。遠い気がしなくてホッとする。あと、粉モノが死ぬほど好き」と明かし、前日も都内で大阪名物のお好み焼きを食べたそうで「気持ちが先走ってしまった」と苦笑いした。


 映画は裏社会の物語とあって、見た目も“危険”な感じに仕上がった。劇中では金髪で天然パーマだった綾野だが「僕が一番マトモ」と自画自賛した後に、共演者の見た目をイジりまくった。


 ターゲットはオールバックにピアス姿、眉間にシワが寄っている山田孝之(31)だ。綾野は「山田孝之はアウトなんで。この表情はヤバイ。山田孝之でPG12(12歳未満の視聴は保護者の助言が必要)になってるんです。この顔、大丈夫かなぁ」とポスターを見ながら笑っていた。綾野は「壁ドンだとか、そういうものが大変、はやっております。そろそろ刺激的な映像が恋しいころだと思います。新宿スワンよろしくお願いします」とアピールしていた。