「第7回AKB48選抜総選挙」(開票6月6日、福岡・ヤフオクドーム)の速報順位の発表が21日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた。

 SKEメンバー27人(今年は80位まで)がランクインし、底力を見せつけた。

 第1党のAKB(28人)とはわずか1人の差。名古屋・栄のSKE劇場で速報発表の中継を見守っていたSKEのメンバーは大フィーバーだ。

 49位に初ランクインした日高優月(17)は「まさか自分が入ると思ってなくて泣いてしまいました」と感激。6年目にして初めて28位という順位がついた後藤理沙子(17)も「夢のまた夢みたい。浮かれてます。今日が本番だったらいいのに」と笑顔を見せた。

 速報4位と逆転1位も狙える位置につけたエース・松井珠理奈(18)は「自分の1位はもちろんだけど、SKEがランクイン人数1位のグループになりたい」と気合十分だ。

 昨年のランカー6人が卒業し、一時は危機説も流れたSKEだが、予想を覆す大躍進。「AKBの次にできたのはSKE。だから今年はSKEが1位に。名古屋に勝利を持ち帰りたい」(松井)。

 最終結果次第ではAKBグループの中心は、秋葉原から名古屋へ移ることになる。