仏・カンヌ国際映画祭における「ジャパンデイ プロジェクト」主催イベント「KANPAI NIGHT」が現地時間18日、ホテルで行われ各国の映画関係者1100人以上が集まった。

 今年のカンヌ国際映画祭の公式出品作品のうち「ある視点」部門に選出されている映画「あん」からは河瀬直美監督と永瀬正敏。「岸辺の旅」から深津絵里と浅野忠信が来場するなど華やかに盛り上げた。さらに日本でおなじみのくまモンが会場を練り歩き、外国人にも大人気になっていた。

 また本年度の同映画祭において功労賞を受賞したジャ・ジャンクー監督、クリスチャン・ジュネ(カンヌ国際映画祭 ディレクター)、キム・ドンホ(釜山国際映画創設者)、セルジュ・ロジック(モントリオール世界映画祭)らが来場し、日本映画への注目度の高さを物語った。

 同プロジェクトは、日本の文化やその産業を世界に向けて発信する新しい創造的な取り組みで、小山薫堂氏が総合プロデュースを担っている。

 会場ではフランスで活躍している日本人シェフによる日本食の提供や、バラエティー豊か酒が振る舞われた。

 大人気のくまモン(Getty Images for Japan Day Project)
大人気のくまモン(Getty Images for Japan Day Project)