モデルで女優のKoki,(19)が18日、都内で初主演映画「牛首村」の舞台あいさつに真っ赤なロングドレスで登場した。

 同作は富山にある「坪野鉱泉」と呼ばれる北陸地方最恐の心霊スポットが舞台。映画「犬鳴村」(2020年)、「樹海村」(21年)などで知られるホラー映画界の巨匠・清水崇監督がメガホンを取った。

 この日、全国公開を迎えてKoki,は「ついに、やっとこの日が来たんだなと。スタッフ、チームの皆さまと力を合わせた作品なので、皆さまに見ていただけてうれしい」と喜んだ。イベント終盤には「監督…ずっと私を信じてくださり、ありがとうございました」と大粒の涙を流し、「演じることの素晴らしさを教えてくださって、ありがとうございます」と感謝を伝えた。

 木村拓哉、工藤静香という“偉大”な両親のもとに生まれたKoki,は18年にモデルとして鮮烈デビュー。今作が女優デビュー作だった。

 撮影が始まるまで、スタッフや共演者はKoki,と仕事することに緊張していたという。「話題性抜群のKoki,の女優デビューにして初主演作品ということで『ピリピリした現場になるんじゃないか』と心配する共演者は多かった。しかし、撮影が始まるとその予想は一変。Koki,は本当に気さくな子で、現場は和気あいあいとした雰囲気だった。共演者だけではなく、スタッフや他事務所の関係者も『いい子だったよ』と口を揃えている」と映画関係者。

 女優として大きな一歩を踏み出した。