【国生さゆり連載14】謎だらけの“天然”新田恵利ちゃん

2012年09月21日 10時00分



【国生さゆりのニャンたま事件簿(14)】「夕やけニャンニャン」スタートから5か月。昭和60(1985)年9月1日、河合その子ちゃんのソロデビュー曲「涙の茉莉花LOVE」が発売されました。すでに20人以上に急増していた番組ユニット「おニャン子クラブ」のメンバーのなかで、その子ちゃんが最初のソロデビューとなったわけです。

 その子ちゃん自身は、「ええ〜っ、なぜ私が最初にソロデビューしなくちゃいけないの? 責任重大なのはイヤ!」なんてグチっていましたけど(笑い)、他のメンバーは羨望と悔しさが入り交じったまなざしで見ています。それも当然ですっ! だって、芸能界で頑張っていくと決めたからには、誰だって他の人よりも輝きたいじゃないですか。

 当時のおニャン子の場合、「輝く=ソロデビュー」なんです。そのソロデビューの一番乗りがその子ちゃんだったから、私を含めた他のメンバーがどんな気持ちでいたか…。たやすく想像できますよね(笑い)。もちろん、体育会系で人一倍の負けず嫌いだった私は考え込みました。「その子ちゃんにあって、私にないものは何だろう?」

 う〜ん…。私は深く考えましたが、納得のいく答えは出せません。今のAKB48のように「総選挙」という形でファンの支持を数字に表したり、アンケート等のデータに基づく確かな根拠があればよかったのですが、いかんせん、おニャン子はアバウトでしたから(笑い)。