国会欠席問題で維新の党をクビになった“浪速のエリカ様”こと上西小百合衆院議員(32)が16日、大阪市内の「ロフトプラスワン ウエスト」で行われた、「大問題トークライブ大阪大炎上」に登場した。

 一部で「シャネル」と報道されたトレードマークの白のスーツで登場。「これは2万円くらいのスーツ。東スポさんの一面で載った時と全く同じもので、私、あまり服をたくさん持ってないんです。シャネルなんて1着も持ってへん」

 イベントは出演者と観客がお酒を飲みながら進行する形式で、上西議員はカシスオレンジを飲みながら、会場いっぱいに詰め掛けた約100人の観客の前で約1時間半にわたってトークを展開。「騒動でお騒がせしたことは申し訳ありませんでした。事実が皆さまに伝わらないのが残念でした」と反省を示す一方、「これで議員を辞めたら気楽ですが、6万7719人の方が私を支持してくださったし、小選挙区で戦った身として簡単に辞職するのは無責任。職責を全うしたい。無所属でも、地元の皆さんの声を国会で反映させたい」と改めて議員辞職する意思がないと主張した。

 酒の力で冗舌になったのか、「週刊誌で(秘書の家城大心氏と)『不倫旅行』って書かれましたけど、私は不倫は大嫌い。女の敵ですやん。私、実はめっちゃ嫉妬深いんですけど、不倫やったら男の人が奥さんのとこに帰ってるわけでしょ。たぶん毎日泣いてると思います」などと自身の“恋愛観”も披露した。

 くしくもこの日は、古巣である橋下徹大阪市長の率いる大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」住民投票の前日。上西議員は「私けっこうさっぱりしてるんですよ。維新の会を立ち上げた先生方がいらっしゃったからこそ今、政治家の活動ができているので、感謝の気持ちです。政策が違うから党を離れたわけちゃうし、考えをコロコロ変えるのはどうかと思う。頑張ってほしいと思います」と語るにとどめた。