歌手の華原朋美(40)が、14日放送の情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(CBCテレビ制作=TBSでも放送)に生出演し、音楽プロデューサー小室哲哉(56)との過去の悲恋を振り返った。

 再タッグで話題の約9年ぶりの新曲「はじまりのうたが聴こえる」(5月20日発売)のPR中、思いを語りだした華原。

 自らが作詞を手掛けた新曲について「初めは悲しいことばかり書いてしまっていたけど、書いているうちに、最終的には感謝の気持ちにたどり着いた。暗闇の中にいた間が10年ちょっとあったので、その時のことも思い出しながら」と、とうとうと説明。

 実ることのなかった小室との愛をほうふつさせる歌詞の一節を、MCの石井亮次アナウンサーが読み上げると、華原は「そのまんまです!」と笑顔で一言。

「そういうことで、よろしいんですね?」と重ねて確認する石井アナに「そうですね。全てを失ってしまったので、正直に言うとそこからは生きていることが辛かった。でも、ファンの皆さんなど多くの人の支えがあってここまで来られました」と答え、曲中にも込めた周囲への感謝を改めて口にした。

 さらに「冷蔵庫を開けたら玉ネギ一つしかなかったこともあった」ほど、作詞中はその世界観にどっぷり浸っていたという。

 ゴゴスマ木曜レギュラー・博多華丸が「その玉ネギはどうしたの?」と突っ込むと「炒めて食べました!」と回答し、スタジオの笑いを誘っていた。

 華原は2015年で歌手デビュー20周年を迎える。