香山リカ「降板騒動」のドロ沼

2015年05月15日 07時30分

番組降板が大騒動となっている香山リカ氏

 ワイドショーのコメンテーターとしてもおなじみの精神科医、香山リカ氏(54)が、金曜パネリストを務めていたCS生番組「虎ノ門ニュース!8時入り」(DHCシアター)を降板したことが大騒動になっている。香山氏は自身のツイッターで、木曜パネリストの独立総合研究所社長の青山繁晴氏(62)を非難する文章を公開したが、これをアカウント乗っ取りやソフトの誤作動だと言い出したからややこしい。しかも関係者によると、香山氏が裁判の準備をしているとも。この騒動、どこまで拡大するのか?

 事の発端は、香山氏が4月24日の放送で、青山氏のファンを「信者」と表現したことだった。

 公開番組のため、東京・虎ノ門のスタジオの外で熱心に見学する青山氏のファンがいることは事実というが、番組の関係者は「視聴者をバカにしているという抗議の声が届き、青山氏も番組側に事情説明を求めた。視聴者をやゆする発言を問題視した番組側は香山氏から謝罪のコメントをもらい、4月30日放送でプロデューサーが『不適切な発言だった』などと謝罪した」と話す。

 しかし納得がいかなかったのか、香山氏は自身のツイッターで「信者」という表現に「単なる“驚嘆”でした」と釈明し、「それなのに一部のまさに“信者”が鬼の首をとったように騒ぎ始めました」と発言。その後も「(青山氏は)もとから『煽動』を得意(?)とする方のようです」「つまんない仕事だけど6月までは続けようかと思います」などと続け、青山氏について「ホント下劣」などと批判的な投稿を続け、騒動が大きくなった。

 青山氏と番組批判を重く見た番組プロデューサーが5月1日の放送で問い詰めると、香山氏は自分が書いたものではないとし、アカウントの乗っ取り被害を示唆。同日、香山氏はツイッターで「アカウント乗っ取りなどに対応できなくなり、いったんこのアカウントを閉じさせていただき、再スタートを検討します」と非公開にした。

 ところが番組プロデューサーは8日の放送で経緯を説明。香山氏から「私信の下書きが知らないうちにツイートされてしまった」「乗っ取りではなくアプリケーションの誤作動かもしれない」と告げられたという。

 後日、香山氏から番組への不満や降板の意思がつづられた手紙が届き、番組側も了承した。

 本紙は13日、香山氏の所属事務所に事実関係を求めると、「確認中としかお話しすることはできない」とし、香山氏への直接取材についても「(香山)本人も同じで、お話しできない」と答えた。

 ある芸能プロ関係者は「香山氏は周囲には、番組スタッフが自分を守ってくれなかったことへの不満をぶちまけている。『スタッフ、スポンサーも含めてすべて(青山氏の)言いなり』『右派の人たちにハメられた』などと言い放ち、今回の騒動で評論家としての信頼が大きく失われたことで、局側に対しても『名誉毀損などで裁判で訴える』と強気な姿勢を崩していません」と明かす。

 香山氏の所属事務所は裁判準備の有無についても「お話しすることはできない」としたが、逆襲策を練っているのかもしれない。

「ツイッターで批判するのではなく、番組で正々堂々と青山氏を交えて討論すればよかったし、乗っ取られたなんてウソをつく必要なんてなかったのに…。しかし、香山氏は他の出演者にも番組降板を勧めており、実際に降板へ動き出している人もいると聞きます。『虎ノ門ニュース!8時入り』は生放送だけに、さらなるハプニングが起こる可能性も高い」と前出の芸能プロ関係者。

 番組側は届いた手紙の内容に相違があるとして、今後も香山氏に反論文を送るなど、やりとりを続けていく意向だという。

 ツイッター騒動の真実は何なのか? 本人からの説明を待ちたい。