逮捕!わいせつ芸能プロ社長の鬼畜手口 沢尻エリカも利用された

2015年05月15日 07時15分

芸能プロ「センディング」は閑散としていた(東京・六本木)

 フジテレビのドラマや沢尻エリカ(29)の名前を“利用”し、モデルデビューを夢見る少女を食い物にしてきた鬼畜男が捕まった。警視庁少年育成課は13日、女子中学生にわいせつ行為を働いたとして、芸能事務所の元代表、田代仁ことフィリピン国籍のベレン・オリバー・オリベッティ容疑者(37)を児童福祉法違反容疑で逮捕した。田代容疑者は、アイドルグループを運営し、ファッション誌も発行。雑誌に登場させる見返りに、性的関係を強要していた。2世アイドルタレントの坂口杏里(24)とも交流があった田代容疑者。その卑劣手口とは――。

「やっと捕まりましたか!! 彼の悪評は業界では有名でしたよ」と証言するのは出版関係者だ。

 田代容疑者は昨年9月24日、東京・目黒の社宅マンションで当時15歳だった中学3年生の少女に対し、18歳未満と知りながらわいせつ行為に及んだ疑い。取り調べに「今は覚えていない」と否認している。

 田代容疑者は芸能プロダクション「センディング」(東京都港区)の元代表で、六本木発のアイドルグループ「Ange(アンジュ)」を結成したり、ファッション誌「jiggy(ジギー)」を発行。同事務所ホームページでは、沢尻エリカ主演の連ドラ「ファーストクラス」(フジテレビ系)の監修を務めたこともアピールしていた。フジも沢尻もこんな鬼畜男に利用されていたと知って、さぞ大ショックだろう。

 卑劣な手口はこうだ。「うちでデビューしない?」と女性に近づき、その後、打ち合わせと称して呼び出し、10回以上のわいせつ行為を繰り返していたという。捜査関係者は「モデル募集の際に『体形を確認する』と言って裸にしてわいせつ行為に及んでいた。売り出すためのコンサル料を要求することもあった。女性も体の関係を迫られ、断れば『デビューは白紙』となるから従わざるを得ない。この手の犯罪は芸能界で決して少なくない」と話す。

 田代容疑者の場合、よほど悪行を重ねていたのか、ネット上には「被害者の会」も存在した。そこには「性的被害、騙されたり脅されたモデルさんやタレントさん、ご連絡ください。諦めずに相談してください!!」と記されており、今回の事件が氷山の一角であることを連想させる。

「ホテルで無理やり、複数プレーさせたり、出会ったその日にフェラを強要することもあったようだ。まさにセックスマシン。泣き寝入りしている被害者を含めれば、その数は100人以上に達する可能性もある」とは前出の出版関係者。

 当然、業界での評判は最悪だ。モデル事務所の関係者は「女性モデルへのギャラの不払いが続いて総スカンを食らっていた。どこもモデルを出したがらず、雑誌自体がまともに発行できなくなったほど。3~4か月前からある女性タレントのマネジャーが手伝い始め、モデルも借りられるようになったのに…。逮捕秒読みとなったことで『ジギー』は発売されず、今月2日に開催予定だったイベントも中止になった」とあきれ返る。

 人気女優だった故坂口良子さんの娘で、お笑いコンビ「バイきんぐ」小峠英二(38)との交際でも知られる坂口との“関係”も危惧される。坂口は「ジギー」のレギュラーモデルとして活動。昨年12月には自身のツイッターで田代容疑者とのツーショット画像をアップし「めっちゃお世話してもらってるの」とつぶやいていた。

 同誌に初登場した1月にもブログで「ずっとやりたかったファッション誌に載せて頂いて感無量」と大喜びしていたが、事件化した以上、身の安全を心配する声が強まるだろう。

 坂口の所属事務所の担当者は本紙取材に「詳しいことは分からない」とコメント。幹部男性の携帯電話に掛けたが応答はなく、折り返しはなかった。

“余罪”も噂されている。業界関係者の話。

「地方に住んでいた時も素行が悪かったようだ。カツアゲや暴力は日常茶飯事。道を歩く女性を自分の車に拉致して…という話も聞こえてくる。女性に対する執着心はすさまじく、ストーカーまがいの行為に走ることもあったとか。かなりの危険人物だったようだ」

 本紙記者が「センディング」を訪れ、インターホンを押しても応答なし。電話をかけても「都合により通話ができなくなっています」とアナウンスが流れるのみ。鬼畜の所業のすべてが明らかになる日はやって来るのか――。