元横綱朝青龍(34)、安倍晋三首相(60)の母・洋子さん(86)が13日、東京・千代田区の憲政記念館講堂で行われた、映画「ライアの祈り」(6月13日公開)の特別試写会舞台あいさつにゲストとして招かれた。

 映画は青森・八戸を舞台にした感動ドラマ。実はこの映画の「ライアの祈り」という題字を洋子さんが揮毫した。

 洋子さんは「昨年秋に映画の(製作総指揮である)川阪(実由貴)さんと縁がありまして。大役ができるのかしらと思ったが、川阪さんの熱意に動かされました」と経緯を語った。

 さらに会場を驚かせたのが、映画の「宣伝団長」に就任した朝青龍の登場だ。朝青龍も「川阪さんと昔から交流があった」と明かす。司会者から「横綱です!」と言われると、朝青龍は「元横綱と“元”をつけてください。でも、呼ばれるとうれしい」とちゃめっ気たっぷり。映画については「映画には素晴らしい日本の景色が撮影されている。大自然が人に勇気を与える。前に進む勇気を。20代の人にはわからないかもしれないけど(笑い)。ぜひ、映画を観てください」としっかりPRした。