お笑い芸人の大久保佳代子(43)とタレントの壇蜜(34)による“女の因縁バトル”の第2幕が上がった! 同時期にブレークした2人はいっしょに冠番組を持ったこともあったが、実は不仲だったことが発覚(本紙既報)。現在は超売れっ子となった大久保が圧倒的にリードしているが、壇蜜も巻き返しに必死。一時は“文化人路線”を進もうとしていたがそれをあきらめ、ブレークのきっかけとなった“何でもあり路線”に戻り「打倒!大久保」を狙っているという。

 同時期に「エロキャラ」で世間を騒がせた2人だが、いまの勢いは大久保にある。7月25~26日放送の「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)のマラソンランナーを務めることが、9日放送の「めちゃ×2イケてるッ!2時間スペシャル」で明かされた。同番組でのマラソンは3年ぶりの復活で、大久保は88キロランニングに挑戦する。

「3年前はSMAPの草彅剛が務めた企画。27時間を通してその模様が放送されるから、いわば“番組の顔”。視聴率を持っている証拠ですよ。運動オンチの女芸人である大久保が走りきった時は、単なる感動だけでなく、笑いも生まれることも計算されている。スタッフから信頼されているということ」(テレビ局関係者)

「めちゃイケ」メンバーにはナインティナイン、よゐこ、加藤浩次(46)など、多くの実力派芸人がいるが、そのメンバーを差し置いての起用だけに、もう“一流芸人”にのし上がったのは間違いない。

 一方で「苦戦が続いている」と言われるのが壇蜜だ。かつては「何でもあり」がウリだったが、ブレーク後はなぜか“文化人路線”へとシフトチェンジした。

「目標は藤原紀香だったが、世間は求めていなかった。あのしゃべり方も昔は“壇蜜流”と魅力になっていたけど、慣れてくると間が悪く感じる。最近は知的なコメントも鼻につく。制作側としては計算しにくいので、起用の仕方が難しい」(民放局ディレクター)

 本業であるグラビアでは最近、「団地妻」路線で橋本マナミ(30)が台頭している。「同じエロいキャラなら、知的なことは言わない橋本の方がよっぽど使いやすい」(同)

 壇蜜も厳しくなっている状況を察知したようで“文化人路線”を捨て、ブレークしたころの“何でもあり路線”に戻ったという。その姿勢を表すように、4月からパチンコ店のイメージキャラクターの仕事を引き受けたという。

 広告代理店関係者は「彼女は一時、ギャンブル関係の仕事をすべて断っていた」と驚き交じりに明かす。

「壇蜜が出ているパチンコ台もあるが、これはすべて移籍前の事務所が決めた仕事。ブレーク後に事務所を移籍してからは、ギャンブル絡みの仕事はNGだった」(同)

 プライドをかなぐり捨てた要因の一つに、大久保の存在があるという。

「2人が不仲になったのは壇蜜の方に原因があった。携帯番号を変更しても大久保に教えず、それが公になり恥をかかせたんです。ところが当時は格下だった大久保がいまでは立場逆転。ここで芸能界から消えたら何と言われるか分からないですから」(出版関係者)

 もともと捨て身が身上だった壇蜜。開き直った女の逆襲が見ものだ。