「第2回AKB48大運動会」(9日、東京・有明コロシアム)の2種目めの玉入れは、予選を勝ち抜いたチームKとチーム4が決勝で激突した。

 各チームのキャプテンが頭上に掲げたカゴにメンバーが玉を投げ入れるが、キャプテンはヒザを曲げて入れやすくしてはいけないルール。しかし、チームKキャプテンの峯岸みなみ(22)は、ヒザを曲げない代わりに腰を曲げて玉を入れやすくするという意外な方法を編み出し、予選を圧勝した。

 実行委員長を務める「アンタッチャブル」山崎弘也(39)は「脱法すぎる! 脱法玉入れだよ!」と注意したが、峯岸は「公の場に出るのはこれが最後のつもりで」と耳を貸さずに続行した。

 チーム4キャプテンの高橋朱里(17)も峯岸と同じ姿勢を取ろうとしたが、予選で敗れたチームAキャプテンで、次期総監督の横山由依(22)は「AKBに正義はないんですか!」とマイクパフォーマンスでけしかけた。

 結局は両者が“脱法ルール”で戦い、峯岸率いるチームKが圧勝。峯岸は「他のチームに嫌われてないといいな」とバツの悪そうな表情を見せた。

 また、3種目めの障害物競争では、チームAの島崎遥香(21)が珍しく悔しさをあらわに。チームKキャプテンの峯岸と相笠萌(17)ペアに二人三脚でわずかの差で敗れ、険しい表情で「AKBに入って、初めて悔しいです」と漏らした。

 4種目めの持久走(1128メートル)はチーム8の横道侑里(14)が優勝した。小学校4年から陸上(長距離)を習い、中学進学後も陸上部に所属しているだけに、2位以下を10秒以上引き離す圧勝劇に涼しい顔だった。