女優・永作博美(44)と俳優・佐々木蔵之介(47)が5日、都内で行われた、ダブル主演映画「夫婦フーフー日記」(30日公開)の公開記念イベントに登場した。

 原作は実在夫婦の闘病ブログを書籍化したものに、“死んだはずのヨメが、残されたダンナの前に現れる”というファンタジーを加えた夫婦の愛の物語。佐々木が夫役、永作が亡くなった妻役を演じる。

 この日のイベントは実際の結婚式場で開催され、2人はウエディング風の衣装で登場。白のドレスに身を包んだ永作は「ぜひたくさんの方に、エネルギッシュに生きた2人がいるということを知ってほしいなと。生命力にあふれる映画になっています」とPRした。

 夫婦の飾り気のないシーンが魅力の今作。プロポーズのシーンも見どころの一つだ。“独身俳優最後の砦”とも言われる佐々木は理想のプロポーズについて「ストレートなのがいい。たぶんそういう時は演出とかできないんでしょうね」と話した。

 永作は2009年に映像作家・内藤まろ氏(35)と結婚し、2人の子を持つ母でもある。集まった22組のカップル・夫婦からの「理想の夫婦像は?」という質問に「風通しのいい夫婦はすてき。爽やかな2人だといいな」と語った。