落語家・桂文枝(71)が4月30日、大阪・天満天神繁昌亭で落語会を開き、自身のライフワークである創作落語の250作目を初披露した。

 節目となる250作目は「おむかえびと」というネタで、妻を亡くした男が葬儀の際に「オレも連れて行ってくれ」と言ってしまったばっかりに天国から迎えが来てしまうドタバタ劇。文枝襲名を機に創作落語300作を目指しており、「残り50作になったので、今まで以上にがんばって勉強していきたい。これからは、もっともっと内容のある面白い、次の時代に残るものにしたい」と早くも次作に向けて意欲満々だ。

 文枝は29日に2015年春の褒章で旭日小綬章の授章が発表されたばかりhiだが「発表から、まだ1日ですからね」と落語家らしく笑い飛ばしていた。