作家でミュージシャンの辻仁成(55)が27日、東京・渋谷区のマウントレーニアホールでライブを行った。

 辻は現在、芸能事務所「タイタン」に所属。「爆笑問題」太田光(49)の夫人である太田光代社長(50)のマネジメントでバラエティー番組などにも多数出演し、活動の幅を広げている。

 ライブでは、かつて組んでいたロックバンド「ECHOES」時代のヒット曲「ZOO」や昨年のツアー曲「ガラスの天井」などをソロで熱演。さらに現在活動中のバンド「人生ズ」のメンバーを呼び込み楽曲を披露するなど、大いに盛り上がった。

 そうしたなか、辻は驚きの最新曲「サンシャインデイズ」を初披露。なんとこれ、「タイタン」の社歌だという。「気軽に頼んでいたら、かなり熱を入れて作っていただきました」と光代社長は明かす。

 このタイトルは、光代社長が社員のことを「SUN社員(太陽のように輝いている社員)」と表現していることにインスピレーションを受けて付けたという。辻は「サンシャインといいながら、こき使っているんですけど」とジョークを飛ばしたが、さすが一流ミュージシャン。「社歌」にもかかわらず、ファンも大盛り上がりとなった。

 ライブ終了後、辻は「いい曲でしょう!」とご満悦だったが、本紙が取材を進めると新事実が発覚。光代社長は辻に秘密で、この「サンシャインデイズ」の配信限定でのセールスを既に準備していたのだ。

 光代社長は「もう手はずを整えています」と笑顔。この事実を知った辻も「えーっ、本当ですか?」と驚きを隠せないでいた。