歌手・平原綾香(30)、声優・日笠陽子(29)、俳優・石丸幹二(49)が26日、東京・新宿区のTOHOシネマズ新宿で行われた「『サウンド・オブ・ミュージック 製作50周年記念版』リリース記念上映舞台あいさつ」に登場した。

 不朽のミュージカル映画「サウンド――」の吹き替え版に、圧倒的な歌唱力を持つ豪華キャストが揃った。平原がマリア先生、石丸がトラップ大佐、日笠がリーズルを担当した。

 平原は「最初はスケジュール的に無理だった。10年後にもしオファーがあったら、引き受けようと思っていたが、10年後は私も40歳だし、果たしてオファーがあるのかと。婚期を逃さないという気持ちで引き受けました」と明かした。

 初めての声優業には「まったく経験がないので分からないことだらけ。とにかくコンサート終わりに、ホテルの部屋で練習しました。隣の部屋の人は何なんだろうと思ったでしょうね」と苦笑いした。

 アフレコ作業は3人別々に収録し、実は顔を合わせるのも今回が初めてだったそう。壇上でお互いに「初めまして」とあいさつし、会場の笑いを誘った。