萩原さん事故死 妻まゆ美さん「騒がれたまま逝っちゃったな」

2015年04月23日 11時08分

悲しみを語り、夫をたたえたまゆ美さん

 人気の俳優、萩原流行(はぎわら・ながれ、本名・萩原光男)さんが22日午後6時すぎ、東京・杉並区の路上を大型バイク・ハーレーダビッドソンで走行中に転倒し後続車両にひかれた。救急搬送され、同7時26分ごろ、病院で死亡が確認された。62歳だった。

 妻まゆ美さんは23日朝、東京・杉並区の自宅前で涙をこらえながら心境を語った。

 警察から事故の第一報が入ったのは、22日午後7時半ごろだった。

「まず、何があったのか全く分からないし、なにしろ『亡くなりました』という言葉は2回目の連絡で知ったので、その時は“あの人らしいな”と思っちゃったんです」

 何十年も通っている四谷方面にある美容院へ行くため出掛けた矢先の事故だった。

「途中から雨が降り出した時間だったので、ちょっと心配して、LINEを入れたりしてたんですが、全然反応がなかったので“あぁどうしたのかなぁ”と思ってたんですけど…。私もちょうど出掛ける時だったので『じゃ気をつけてね』って言いながら別れて、それが最後になりました」

 遺体は東京医大から警察に移された。葬儀予定も当然立ってないが、萩原さんはかねて夫人に意向を伝えていた。「万が一の時は絶対に公表してくれるなということだったんです。こういう形になってしまいましたが、本人としては、誰も知られずにそのまま消えたいというのが意向でした」

 先月に書類送検やバイク事故があった萩原さん。まゆ美さんは関係者らへの感謝の意を述べ、こう締めくくった。

「俳優としてはとても立派な、すごい人だったなって思います。その個性的な部分、あまり人に心を開かずに、ホントによく分かってくれてる人だけ、お付き合いいただいていたので、その中でもいろんな人にお世話になりました。もう年も重ねてきましたし、これから先のこと、いろいろ考えてるうちに、事故やなんかのいろんな報道がされて、本人も苦しかったと思うんですね。だけど、最後は“ホントにそのまま騒がれたまま逝っちゃったな”って私は思いますけど、結局はあの人らしいのかなと」