演歌歌手・川中美幸(59)が22日、東京・渋谷区にある、自身が経営するお好み焼き店「かわなか」で新曲「一路一生」(同日発売)の発表会を行った。

 今年はデビューしてから39周年ということで「サンキューの年」と位置づけた川中。「実は来年がいろんな意味で節目の年なんです。40周年でもあり、私も還暦。この店も10周年とね。だから、その前の年に、ここまで続けてこられた感謝の意味を込めて、いろいろな企画をしていきたい」

 新曲は昨年、心筋梗塞で倒れ手術した母・久子さん(89)への愛や、これまで歌ってこられたことへの感謝を表した「いまの自分」を歌っている。

 川中は「最近は母の介護とかもあった。一緒にいてあげたいと思って仕事をセーブしていたけど、私が頑張ることによって母も頑張れる。そういう孝行もあるんだなと考えて、この曲を歌っていきたいと思う」と新曲に込めた決意を示した。