俳優の別所哲也(49)と映画パーソナリティーのLiLiCo(44)が21日、都内で行われた、国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2015」(都内各所及び横浜で6月4~15日)のメディア懇親会に出席した。

 米アカデミー賞公認の同映画祭は、1999年に「アメリカン ショートショート フィルムフェスティバル」としてスタート。米俳優ロバート・レッドフォードがユタ州で開催する「サンダンス映画祭」を手本にするなどして進化を続け、今年で17回目を迎える。

 代表を務める別所は「当初は『猫のアメリカンショートヘアと関係あるか』『星新一さんのショートショートと関係あるか』とよく尋ねられた。だが、ジョージ・ルーカス監督の短編6作品を紹介して、一気に面白さを認知してもらえるようになった」と振り返り、「次世代の新しい才能に出合える場所にしたい」と抱負を語った。

 一方、昨年からアンバサダーに就任したLiLiCoは「今は家族より別所さんが気になる。今朝も全裸でシャワーを浴びながら、別所さんのことが気になってしようがなかった」と身をよじりながら大胆告白。妻子持ちの別所は突然の言葉に「クラクラした」と動揺を隠し切れなかった。

 もちろん、アンバサダーとしての役割も忘れてはいない。LiLiCoは「ここ2~3年、俳優の皆さんがクリエーターとしてショートフィルムをやってみたい、という熱が業界で高まっている。日本はマネジャーがタレントのすべてを決める時代から、契約より友情を大事にするように変化してきている」と指摘し、「今年は最低でも動員数を倍にする。ショートフィルムを知らないと映画通とは言えない」と力説した。