映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」(17日から全国公開)のトークイベントが16日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、車好きで知られる哀川翔(53)、ますだおかだ・岡田圭右(46)、スピードワゴン・小沢一敬(41)が登壇した。
 
 哀川は同作について「相当おもしろくてヤバイ。一回で見るのが恐ろしくなるほどのスピード感。思わず息を止めて見ていた。ラリーとかレースやっているのを体感できる。車だけでなく、人間のアクションも半端ない。お客さんも見終わったらクタクタになると思う」と興奮気味に語った。さらに「これどうやってるの?というシーンもあったけど、スタントマンの方がやってるとなると、燃えてきた。やりたい。血が騒いでシミュレーションしちゃった」と、俳優魂に火がついていた。
 
 哀川といえば芸能生活30周年を迎え、主演作品は111本を数える。振り返ってみると「アクセル踏みっぱなしで、ブレーキ踏んでない。バックギアも入れてない」と全開でやってきたという。
 
 トークショーでは哀川のツッコミが冴え渡る。岡田が「テンションレッドゾーン! お笑い界のドリフトキング。すべってます」と会場を静まり返らせると、「うるさいね」とひと言。
 
 一方、小沢が「ドライブデートで夜景のきれいな所に行き、女性が『きれいだね』と言ったら『見ている君の横顔の方がきれいだよ』と言うんです」と哀川を見ながら口説きテクを説明すると、哀川は「気持ち悪いね。こっち見て言うなよ! お客さん見て言えよ」と一蹴。
 
 オープンカーが愛車の小沢は「今の時期、助手席に桜の花びらが腰掛けていたり、すごくいい」と“小沢調”で語ると、また「気持ち悪いよ」と片付け、小沢は「なんでスギちゃんを呼ばなかったの。ワイルドつながりで分かりやすいのに」とスネていた。