元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造氏(47)が11日、都内で「日めくり まいにち、修造!」感謝祭を開いた。

 熱すぎる男がメッセージを送る日めくりカレンダーは、発売から半年がたった10日現在で、発行部数85万部を記録。発行元のPHP研究所は“経営の神”松下幸之助氏や詩人・相田みつを、サッカー元日本代表FW三浦知良(48=横浜C)の日めくりカレンダーなど90作以上を販売してきたが、松岡氏の商品は最大のヒットという。当の本人は「日本のみなさんが元気が欲しい、笑顔になりたいのでは」と謙虚に分析した。

 売り上げ部数ではなく発行部数のため多少の誤差はあるが、単純計算で1冊1080円×85万部=9億1800万円と、ケタ違いのバカ売れだ。

 気になる印税は「あの方が交渉した」と事務所関係者が折衝したそうで、「PHPさんは良かったと思う。ぶっちゃけ言うと、(自分が)このお金(印税)をもらっちゃいけない! (自分の)思いを伝えさせていただいただけだから!」と意味深に告白。詳細は明らかにされなかったが、松岡氏の元にはさほど入らず、版元がガッポリ儲かったのかもしれない。

 男子テニス世界ランキング4位・錦織圭(25=日清食品)のフィーバーに乗り、テニス解説者としても引っ張りダコ。それでも本人は「ボクが(解説者として)もらっているお金の何%かは、圭にいかないといけない」と教え子をヨイショした。

 6日に都内で行った楽曲「C.C.Lemon元気応援ソング」のお披露目イベントではド緊張したため、胃けいれんとギックリ腰になったと9日のブログで報告。そのウラで、春なのに8日に各地で雪を観測した理由について、ネット上では“元気印の松岡がダウンしたため”とまことしやかに書き込まれた。

 松岡氏はその説に「そんなので(天気が)変わっちゃったら、ボクの責任、強すぎる」と頭をかくしかない。

 体調は回復に向かっているようで、一般紙の企画取材で訪れた小・中・高校生の“子供記者”3人に熱く逆取材する場面もあった。

 この勢いなら2020年東京五輪まで突っ走りそう!?