E難易度の苦労乗り越え池谷弟再起へ

2012年09月18日 18時00分

 体操の五輪銀メダリスト池谷幸雄の弟・直樹が再起をかける。TBS系の人気番組「筋肉番付」から派生した舞台「マッスルミュージカル」で活躍してきた池谷直樹(38)が先日、主宰するパフォーマンスグループ「サムライ・ロック・オーケストラ(SRO)」の旗揚げ公演「SAMURAI~創世記~ファーストセッション」を都内で行った。

 

 この公演は肉体美を魅せる「マッスル――」のリメーク版だ。本家の「マッスル――」はというと、番組の人気とともに一世を風靡したが、昨年、震災で経営が悪化し、運営会社が35億円強の負債を残して破産に追い込まれた。

 

「マッスルミュージカル自体がダメでつぶれたとは思ってない」と話す池谷が心を痛めたのは、宙に浮いてしまったパフォーマーたちのこと。

 

「まだまだ苦しいが、出演者たちがパフォーマンスをして食べていけるのが一番の望み」で、目標は3年以内にSROの常設シアターを造ることだ。

 

 ただ、SROの立ち上げは苦労の連続だったとも。まずは、興行中止のまま払い戻されていなかった「マッスル――」のチケット代を肩代わりし返金した。もちろん池谷に支払い義務はないが「このままでは僕らのイメージダウンにつながる」との判断だった。さらに団体設立のためスポンサーも探し当てた。

 

 そこまでしてようやく立ち上げた「SRO」。「自分の中では90点以上の出来。SROは音楽とパフォーマンスの融合を目指し、芸術性を高くした。『マッスル――』とは比べ物にならないほど良い」(池谷)。

 

 再び脚光を浴びることができるか。