ミュージシャンで俳優の金子ノブアキ(33)が31日、都内で行われた映画「セッション」(4月17日公開)のトークイベントに出席した。
映画は名門音大を舞台に新入生ドラマーの苦闘を描く。この日のイベントは、ドラマーである金子が4月1日に新曲「The Sun/Dawn」をリリースするのに合わせて開催された。
会場のファンからは主人公が彼女と別れてドラムを選んだシーンと絡めて「金子さんなら女を選ぶか? ドラムを選ぶか?」という質問が飛んだ。
一昨年11月に元モデルの中村沙織さんと結婚した金子は「今まではなかったけど、これからあるかもしれない。でも、今は既婚者ですから」とニヤリ。「女の方が大事でしょ? 都合が悪くなったらドラムに逃げようかな」と笑った。
さらに「演奏がいい時はセックスもいいよね。でも、セックスよりもドラムの方がいいかな。でも、(セックスが)ヘタみたいに言うのはやめてほしいんですけど(笑い)。ドラムはある種のオーガズム、快楽なんです。30過ぎてようやく分かってきた」と持論を展開した。
また、「ドラムの師匠は誰か?」と聞かれると、金子は同じドラマーで父の故ジョニー吉長さん(享年63)を挙げ、「誰かに師事することはなかったけど、両親が音楽家だったからある種の英才教育を受けていた。父から直接教わることはほとんどなかったけど、小さいころからライブをそでから見ていて、それが何よりの教育でしたね」と振り返った。
ジョニーさんは同じドラマーの道を志したことを「喜んでくれてた」そうで、「ライブをそっと見に来てくれたりして」としみじみと語った。
「親孝行してたのかな」という金子は現在、父が使用していたものと同じスティックでドラムを叩いているといい「最大の師匠は父ということになるのかな。3年前に他界して、死してもなお教わることだらけです」と話した。
金子ノブアキ持論展開「ドラムはある種のオーガズム」
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