歌手・槇原敬之(45)が30日、大阪市内の関西テレビ内で行われた新ロゴキャンペーンお披露目イベント「関西テレビ イメチェンしちゃいました!」に出席。槇原が作詞、作曲した同社の社歌を初披露した。

 一向に上向かないフジテレビの視聴率のあおりを受けるカンテレは「局のイメージごと変えたい」という考えにいたり、この日から呼称を「カンテレ」に統一してロゴマークも刷新する。その一環として槇原に社歌の制作を依頼した。タイトルは「超えろ。」で「鼓笛隊をイメージした」(槇原)という応援ソングとなった。

 カンテレ好きを公言した槇原が、同局朝の人気情報番組「よ~いドン!」の看板企画の街ぶらロケ「となりの人間国宝さん」のコーナーに出演を希望して「僕はいつでもお受けします」と直訴。 大阪府高槻市出身だが大阪人のイメージが薄れているのを感じている。「若い子は僕が、大阪出身だというのを知らない子もいる。だから、これを機に再確認してもらいたい」とアピールした。

 社歌の制作は初めてといい「社歌は冗談でしょと思った(笑い)。でも、初めての社歌がカンテレさんでよかった」と依頼された感想を語った。 4月1日の入社式でも歌われる予定。「こんなガッツのある歌を歌う会社ってカッコイイですよね」と褒めた。

「超えろ。」は、この日から始まった夕方の情報ニュース番組「ゆうがたLIVE ワンダー」(月~金曜、午後3時50分~、関西ローカル)のテーマソングとしても使用され、5月27日にCDが発売される。