AKB48の川栄李奈(20)が27日、自身のブログを更新し、前日発表したグループ卒業について胸中を明かした。

「卒業」と題したブログで「昨日は卒業発表をしました! 緊張したぁぁぁー。いきなりの発表でビックリさせてしまいましたが、ずっと考えていました^ ^」と切り出した川栄は、「去年握手会での事件があってから自分の中でなにかが変わりました。当たり前のことが当たり前じゃなくなった時、その時初めて気付くことや感じることがたくさんありました。自分がいつどうなるかなんて誰にもわからない。だから私は今やりたいことをやろう! そう思いました♪」と、改めて決断の理由を告白した。

 26日の卒業発表では、握手会襲撃事件のトラウマで握手会に参加できないことを理由に挙げたが、ブログには「握手会に出れないから卒業ではなく、AKBでできることが減った中、自分の夢を叶えたいと思ったから」とつづり、「私の夢は女優さんになることです」とキッパリ宣言。そして「今私がテレビに出れているのはAKBだから。AKBじゃなくなったら私をテレビで見かけることはなくなるでしょう。そうなった時、自分がどれだけ頑張れるかが勝負だと思います」と自身の“実力”を冷静に自己分析してみせた。

 そのうえで「今のままで決っして女優さんにはなれません。だから一から勉強をして何年かかるかわからないけどみなさんを感動させられる素敵なお芝居が出来る人になりたい! 大きな決断をしたからには頑張ります」と強い決意を語った。

 おバカキャラのイメージを覆す強い決意表明に「女優転身」への本気度がうかがえる。