とんねるずテレ東進出の裏で“仁義なき戦い”

2012年09月18日 18時00分

 大物コンビ「とんねるず」が、芸能生活32年目にして初めて、テレビ東京の番組に出演した。さる10日放送されたバラエティー特番「ハレバレとんねるず 略してテレとん」がそれ。テレ東には本格デビュー前に出演したことがあるが、とんねるずとしては初となる。

 

 番組タイトルは、テレ東で放送されているお笑いコンビ「さまぁ~ず」の人気番組「モヤモヤさまぁ~ず2」をパロったものだ。「ハレバレ――」の収録では、本家「モヤモヤ――」のロケ現場にとんねるずが“殴り込み”をかけ、さまぁ~ずに「この放送枠をいただく!」と冗談交じりに宣言。さまぁ~ずを慌てさせる一幕があった。

 

「あのシーンこそ、今のバラエティー業界の現状を象徴していると言っても過言ではありません。大物と中堅や若手が“パイ”を争うほど、芸人の需要が減少傾向にあるんです」と指摘するのは、ある芸能プロ関係者。

 

「既に芸人が飽和状態になってきている中で、バラエティー番組が少なくなってきている。これまでとんねるずがテレ東に出なかったのは、出る必要がないぐらい他局で稼いでいたから。さまぁ~ずが慌てていたけど、結構本気だと思いますよ」(同関係者)

 

 また先日、コント日本一を決める「キングオブコント2012」の決勝進出8組が発表されたが、アマチュア劇団「夜ふかしの会」を含むなど、ほとんどがブレーク前のコンビだったのも象徴的だ。

 

「現在のテレビ界は『大御所』か『実力のある超若手』。中堅芸人たちにとってはますます厳しい状況」(同)

 

 芸人たちの間では、生き残りをかけた“仁義なき戦い”が激化しているのだ。