引退・田口の文才に出版業界が注目

2012年09月14日 18時00分

 出版業界で田口争奪戦が勃発か。オリックスや米大リーグのカージナルスでプレーした田口壮外野手(43)が先日、都内のホリプロ本社で引退及びホリプロ所属会見を行った。

 

「この辺が潮時かなと思った。今後はいろいろなレベルの野球に携わっていきたい」と語った田口の今後について「野球解説者、将来の球界指導者としてサポートする」と説明したホリプロの堀義貴社長(46)は、野球だけでなく田口の文章力も高く評価していると話した。

 

 これには田口も「(執筆の)依頼をいただければ前向きに検討します」とニッコリ。田口といえばブログの内容が話題を呼び「日記職人」との異名を取ることで有名だ。メジャー時代のブログをまとめた「タグバナ。」を出版した世界文化社の担当者は「彼の文章力は作家の伊集院静さんに『野球選手に、こんなうまく書かれちゃ困る』と言わせたほど。あんなに文才のあるスポーツ選手はいない」と絶賛。

 

 メジャー生活をつづった「脇役力」(PHP新書)の担当者も「論理的思考の持ち主で、本を書くのに向いている」と太鼓判を押し「日本球界改革論、指導者論だけじゃなく“イチロー論”とかも読んでみたい」とアイデアも次々と出てくる。

 

 これら各社からのラブコールには、恵美子夫人の著書「メジャーリーガーの女房」を出版したマイコミ新書担当者も「日米でトップに立った選手はなかなかいない。さっそくアプローチしなきゃ」と参戦予告だ。

 

 ホリプロ社員は田口の執筆活動について「まだ具体的な話は来ていないけど、すぐ来ると思っている」と自信満々。争奪戦となるのは間違いなさそうだ。