作家でタレントの室井佑月(45)が19日、都内で行われた映画「あの日の声を探して」(4月24日ロードショー)の公開記念トークショーに登場した。
 
 メガホンを取ったミシェル・アザナヴィシウス監督(47)がフランスから来日。ミシェル監督はオタク好きな一面があるそうで、室井はそれを見抜いたか「知的な感じがする」と持ち上げておいて「悪口じゃないけど、知的なオタク」とズバリ指摘し、笑わせた。
 
 ミシェル監督は翌20日がオフで、“サブカルの聖地”こと「中野ブロードウェイ」(東京都)に行く予定を明かすと、室井は「やっぱり!」と喜んだ。
 
 室井は左派の論客でテレビコメンテーターとしても活動中。「戦争って一番イヤなことでもなくならない」と嘆き、18日にチュニジアの博物館が武装集団に襲撃され、日本人3人を含む19人が犠牲になった事件を引き合いに、テレビ報道の限界を指摘した。

「チュニジアでテロがあっても、日本のテレビ局だと30秒しか流れない」「テレビで流れる世界のニュースは、1分とか30秒の映像で(視聴者は)想像しづらい」。自らの“職場”に積極的に報道するよう求めた。